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アスコット 私募ファンドを組成
来年100億円規模に PM業務で収益
マンション分譲のアスコット(東京・新宿、加賀谷慎二社長)は自社開発のマンションを組み込む不動産ファンドを組成する。まず現在開発中の東京・港の物件をアスコットが出資する特定目的会社(SPC)に売却、来年九月にはファンド運用を始める。同社は物件運営を受注、安定収益を見込める新規事業として期待する。来年十二月に資産規模百億円を目指す。
今年八月着工の「MEW」(東京・港)が第一弾物件。地上十二階建て、総戸数二十二戸のマンションで、約半分の住戸の天井高を約五メートルにするなど外部デザイナーを活用した設計が特徴。機関投資家とアスコットが出資して来年に組成するSPCに売却、私募の不動産ファンドの運用を始める。
不動産ファンド運用会社と提携し、ファンド運用は全面的に委託。アスコットは物件を運営・管理して収益力を高めるプロパティマネジメント(PM)業務で手数料を得る。
来年完成予定の東京・大手町や札幌市のマンションもファンドに売却。港の物件とあわせ、資産規模は四十億円程度になるという。ほかにも二〇〇五年〜二〇〇六年完成予定のマンションも組込み、来年十二月にファンドを資産規模百億円に拡大する計画。
私募の運用ファインドの規模を拡大するため、投資家から資金を集めて新規物件を開発する開発型ファンドの設立も検討する。開発型で建設したマンションは運用ファンドに売却する。
アスコットは一九九九年設立。東京・中央や墨田、台東といった東京の城東地区でマンションを分譲している。二〇〇四年九月期の連結売上高は五四億円の見込み。不動産ファンド事業に参入、一定の手数料を稼いで安定収益が見込める体制づくりを急ぐ。
二〇〇九年九月期にはファンド規模を三百億円に拡大、不動産投資信託(REIT)上場も目指す。
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