アスコット 福岡中心に地方進出
西中洲で同社初の商業ビル
不動産開発のアスコット(東京都新宿区、加賀谷慎二社長)は事業エリアを地方都市に拡大する。特に居住性が高く、人口推移も堅調である福岡を中心に商業施設やオフィスビルなど複数のプロジェクトを展開していく方針だ。福岡にはアジアを中心に海外からの渡航客が多いという魅力にも着眼した。総合的な発展性と収益性を考え、特定地域に集中させるドミナント戦略を展開していくことで、物件情報の収集やマーケテクングの効率化を図り、用地仕入れと収益精度の高い不動産ビジネスを目指す。
このほど福岡・西中州で商業施設ビル「ASCOT TERRACE(アスコットテラス)」=写真=を竣工させた。同社にとって福岡初の商業ビルとなる。同物件は地上6階建ての飲食店舗ビル。4~6階は同プロジェクトの特色の一つであるテラスから眺望が楽しめる。
大型商業ビルにはないコンパクトで印象に残る空間演出にこだわった。外観は黒・白・赤茶でコラージュされた垂直にそびえる壁面の構成になっている。西中洲の路地の隠れ家的な町の雰囲気、西中洲の伝統的背景や文化を大切にしたものを目指し、福岡在住の建築家にデザインをしてもらった。興味を引き寄せられるよう照明の仕掛けにも工夫を凝らした。たとえば、アプローチ部分は夜になると水の流れと水音が効果的にライトアップされ、路地空間を幻想的に浮かび上がらせ人を呼び込む演出をしている。
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