「今半」の似合う、ふたりになろう。|アスコットパーク日本橋富沢町・Yさんご夫妻のお話

ライバルは、マンダリンホテル!

マンションは既製品なので、自分ではなにも手をつけられないと思っていたけれど、この物件には「ポイントオーダー」というシステムがありました。住む人にそれぞれ同じ数のポイントが用意されていて、ベースとなるプランの上に、ポイントを使いながら、自分流の家に仕立てあげていけるんです。契約から竣工まで1年間。時間をかけてわが家をカタチにしていくのは、すごくヤリガイがありましたね。
施工現場に足を運んでは、ジャンプして囲いの中をのぞこうとしたり(笑)。「自分の家をつくっている」「早くできあがらないかな」そんなワクワク感がありました。私たち夫婦は、このポイントシステムを迷わず黒のカウンターキッチンに使用しました。そこに惚れこんで、物件自体の購入を決めたので。このポイントシステムは楽しいですよ。だんだんポイントがわからなくなって「これもつけよう。あれもつけよう」という気持ちになる。この魔力には気をつけたほうが良いと思います(笑)。

部屋づくりの目標は、窓から見えるマンダリンホテル。オリエンタルな雰囲気がテーマです。影のプロデューサーは私の母親。李朝の家具を譲ってもらったり、アジアンモダンな家具屋さんを教えてもらったり、夫がずっと大事にしているライオンのぬいぐるみを寝室へ追いやったり(笑)。私も夫も、憧れの暮らしのために、自分の趣味を出したくなる気持ちを、ぐぐっと我慢しています。でもストレスじゃないですよ。デザイナーがつくったコンセプトに沿って、背筋を立てて暮らす。それはとても、気持ちのいいことです。

PCC009:未来のために 今日の幸せをがまんすること、やめました。
PCC008:空を眺める本棚。
PCC007:室内で、ゴルフスイングができる家。
PCC006:妻をつれてきた家。
PCC005:家が、私を変えていく。
PCC004:ダークな床に、ボロボロのラグ。
PCC003:ここに「縁側」をつくろう。
PCC002:東京の、パリに住む。
PCC001:「今半」の似合う、ふたりになろう。